胡蝶蘭の育て方

●置き場所

 『室内のレースのカーテン・障子越し、玄関などが丁度良いです。』やわらかい光を好みます。温度は10度以上が望ましいです。

 エアコン、ヒーターの風が直接あたる場所では、花がしおれる場合がありますので、風が直接あたらない場所に置いてください。

 直射日光のあたらない場所に置いてください。

こちょうらんは強めの光(夏場のじりじりとした光)に弱い植物です。

 直射日光にあたると葉が焼け白くなり、落葉してしまう場合があります。また、特に夏場の外に置くと30分~1時間程度で葉が焼けてしまいます。

 冬場の窓際では冷気が強く、寒さによって胡蝶蘭がしおれる場合がありますので、特に夜間は窓際に置かないでください。

●水のあたえかた

根が白く『乾いたらあたえる!』が基本です。根の状態がよく分からない場合は10~20日間隔でお水をあたえてください。

株元にコップ一杯程度のお水を、晴れの日の午前中に与えてください。午後または雨の日にお水をあたえると病気の原因になりやすいです。

乾燥が気になる様でしたら、霧吹きで葉にお水を吹いてください。午前中でしたら毎日霧吹きをしても大丈夫です。

※水のあたえすぎに注意!

 毎日のようにお水をあたえてしまうと、植込み材料に雑菌が繁殖し根腐れの原因となります。受け皿に溜まった水も同様で、放置しておくと雑菌が繁殖し枯れてしまいます。

●花が終ってしまったら

「咲いていた花芽を切りましょう」

 花が咲いていた枝に節がいくつも付いています。株元から数えて3~5節目くらいで切ってみましょう。株の状態が良ければ半年~1年くらいで次の花芽が出てきます。

 株元に近い節で切るほど、次に出てくる花芽が良い傾向にありますが、花芽が出るまでに時間がかかります。

「お水は根が白く乾いたらが基本!」

 株のみですので15日~20日くらいを目安にし、晴れの日にお風呂場などで、たっぷりお水を株元に与えます。受け皿にお水がたまるくらい多めにお水を与えます。受け皿に溜まったお水は捨ててください。